東京美学倶楽部について

東京美学倶楽部は、美学・哲学・文学に代表される人文知の普及を推進するコミュニティです。

「国とともに人文知を守る」という理念を掲げる東京官学支援機構のプロジェクトとして、2023年1月より活動を開始しました。

東京官学支援機構は、人文知の研究に関わる公的機関を支援する学術支援団体です。

これまでの主な支援先は、中央官庁所管の行政法人、公益法人、国立大学法人など。

その一連の活動が評価され、東京大学からお声がけいただき、東大の先生のご協力のもと東京リベラルアーツクラブを開催。

学術と社会をつなぐ活動を推進し、その精神は現在の活動にも息づいています。

現在は、アカデミズムの枠を超え、日本の人文知の象徴である「皇室」支援の一環として、尼門跡研究への貢献も行っています。

尼門跡とは、皇族・公家・将軍家などの高貴な身分の女性が代々の住持を務めた格式高い尼寺です。

かつては「比丘尼御所」と呼ばれていて、修行や儀式の場であると同時に、文学や芸術を守る聖域でもありました。

皇族との関係を有する尼門跡には、貴重な歴史的・文化的遺品が数多く所蔵されており、日本の人文知のルーツを知るうえで極めて重要な資料となっています。

この研究には上皇后陛下もご支援されており、私たちも関連資料の保存と継承を推進すべく、独自の支援活動を行っています。

このように「国とともに人文知を守る」という理念のもと様々な活動を行うなかで、東京美学倶楽部は、真の人文知の価値を伝える唯一無二の場です。

現在国が認めている人文知(西洋哲学やリベラルアーツ)から、日本の未来のために国が庇護すべき「真の人文知」の普及へ。

私たちは、その本質を「詩禅美」という⾔葉に集約し、アカデミズムを超越した美の根源的な領域を志向しています。

祐音研究所の関わり

祐音研究所は、こうした活動の理念を共有し、現代の感受性に響くかたちで、「詩禅美」を軸とした大人のための思考空間を提供しています。

言葉になる前の機微を受けとる感性と、それを言葉として表す知性。

その両方を研いていくことを大切にし、美を生き方やビジネスに照射するあり方を探求しています。

日本特有の美学、真美の探求のあり方を、ともに学び、考え、伝える力を身につける。

この営みこそが、祐音研究所の根幹をなす美の実践です。

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