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夜の子宮の中に私は不眠の蝶を絞殺する私の開かれた掌の上に睡眠の星形の亀裂が残るかの女は夜の嵐のなかに鉛の糸を垂…
十三時は、泣女の黄色い象牙の斑のある百合の果の一片のような爪の音で、剥いてある水色の林檎の匂っている指紋の足跡…
大理石の馬が鬣で風を吸収して彼女の腋からそっと耳を出す呼吸に黄金の小栗鼠を追ってきた五人の男のようにお前の臀部…
鏡と蝋燭の間隔。腰から上の白い花粉、腰から下の白い花粉、白い花粉を肌ぬぐ白い花粉、まだ絶え間ない頓狂な白い花粉…
ぼくの七つの鏡を産んだ鳩の婦人は午前のぼくの乳を吸う。ぼくの鏡の牧草は鳩の胸よりも高く成長して蝶々の脳髄をいた…
彼女の肥えた牡牛のような眼蓋はこがね色に濡れているレダのように 聖な白百合のように彼女の股は空虚であるぼくはそ…
彼女の精液のなかの真紅の星は不可溶性である。風が彼女の緑色の衣服(それは古い奇蹟のようにぼくの記憶をよびおこす…
彼女が美神のように侵蝕されるのはひとつの瞬間のみである。彼女は熱風のなかの熱、鉄のなかの鉄。しかし灰のなかの鳥…
本日より耽美派の断章を紹介してまいります。 第一弾は瀧口修造の官能的なN語の詩。 表現は耽美派ですが、詩情は美…
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